アニソン隠れた名曲扱いにしようかと迷いましたが、隠れていないのでこんなタイトル←
北条司原作、今でも実写作品などの展開がされているロングヒットタイトルとなっているシティハンターのアニメのEDの一つである、TM NETWORKの楽曲である『STILL LOVE HER (失われた風景)』と、実際のアニメのいくつかのエピソードをまとめた動画です。
TM NETWORKは、1984年にデビューした小室哲哉・木根尚登・宇都宮隆の3人によるユニット。
最初はTM NETWORKというバンド名でしたが、1990年以降にTMNに改称。
その後一旦バンド活動を終了したものの、再結成をして、そのときはTM NETWORKの当初のバンド名で復活。
そして現在もこの3人での活動は続いているというユニットになります。
初代シティハンターアニメ(シティハンターは、1・2・3と91というテレビアニメ版がある)のEDとして使われ、その後TM NETWORKの代表曲となった『Get Wild』に続く、TM NETWORKのシティハンターエンディング曲がこの『STILL LOVE HER (失われた風景)』になるのです。
実際に使われたのは、シティハンター2の後期(38話~63話)であり、Get Wildとはうってかわって、穏やかなバラード調の歌となっています。
シティハンターのTM NETWORKの曲は、おそらくGet Wild派のほうが優勢かとは思いますが、こちらのほうが好きという人も多く、管理人もその一人です。
当時の新宿近辺の実写風景の中で、リョウとカオリが日常を送っているイラストが差し込まれる映像は非常に印象的で、今見ると活気があった頃の日本という時代の残滓を感じ取ることができます。
この曲自体は、1988年12月に発売された、TM NETWORKとしての6枚目のオリジナルアルバムである『CAROL』の最後の曲として収録されているもので、歌詞としては小室哲哉の実体験が織り込まれたノンフィクション的な歌詞であるとされています。
音楽は、TM NETWORKのバラード曲は木根尚登のほうが作曲割合が高いのですが、小室哲哉と木根尚登の合作のような曲となっています。
CAROLは木根尚登による物語となっていて、このアルバム自体、名盤なのでTM NETWORKというバンド好きならば必聴の一枚とも言えます。
このエントリーのタイトル、止めて引くはシティハンターのエンディングでよく使われた手法で、一度画面を止めていったあとカメラが引いて全景を移していくというようなことを言っているもので、動画内のコメント内でもちょくちょく出てくる表現となっております。
初代のGet Wildのエンディングのときからこの手法は使われており、シティハンターのハードボイルドな世界を表現した非常にかっこいい表現であると、40年近く経った今見ても思います。
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