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信じられるか…これファミコンなんだぜ?

ゲーム音楽

ファミコンで海外で発売されたタイトルのローカライズである『ソルスティス』のオープニングです。本番は8秒あたりから。

洋ゲーらしくかなりシビアで操作性が悪いアクションパズルゲーム。

ゲームとしての評価は芳しくないのですが、ティム・フォリンという作曲家によるもはやオーパーツレベルの異常なクオリティの音楽が最も有名です。

専門的な話をすると、まずファミコンというのはハードの仕様上使える同時発音数は最大3音です。また、その音にプラスしてノイズ音が使える計4音となっています。(ディスクシステムは違うのですが、ここではオリジナルのファミコンを取り上げます)

3音しか発音できないということは、メジャーなコードを一つ弾くだけで全ての音が使われてしまうということです。

そのため、ファミコンで音楽を作るときはメロディを1~2音、ベース音1音+ドラムと言った形の曲構成がほとんどであり、非常に大きな制約があるということになります。

それを踏まえて、このソルスティスの音楽を聴くと…一体どうやって作ってるんだと思うのは間違いないかと思います。

日本のファミコンにおいては、メーカーが拡張音源を積めて音の厚みとして反映させることが出来たのですが、海外のファミコンであるNES(Nintendo Entertainment System)においては、拡張音源が使えないのです。

正真正銘3音+ノイズで作られている音楽であり、変態的な曲であるのは間違い有りません。ゲーム音楽業界のオーパーツとでも言うべき一曲ですね。

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