投げキャラという分類を格ゲーにもたらした功績が大きいと思うザンギエフ。
プロレスラーらしく、投技の数が豊富で、レバーの組み合わせで他のキャラよりも多い様々な投げを使うことができます。
そして、その中でゲーム中最大威力の投技であり、初代スト2の中では全キャラ含めて唯一のコマンド投げ、そしてザンギエフを象徴する技であるスクリューパイルドライバー。
レバー一回転という、全キャラの必殺技の中で明らかに異次元の難易度を誇るコマンドと、3回決めれば相手をKOできる威力、またその異常な投げ間合い…動画でも言われていますが、相手を吸い込むように見え、技名ではなく吸い込みという表現で言われることもあるロマン技。
一回転を確実にさせる必要はなく、コツを掴むと立った状態で出せるようになり、その吸い込み方を立ちスクリューというのも、もはや格ゲーマーの間では常識レベル。
そして、立ちスクリューの正確なコマンド入力と、どこまでの位置なら相手を吸い込めるかを理解し使いこなせるようになることがザンギエフ使いの第一歩とも言えます。
しかし、投技でザンギエフを使う以上は誰もが狙う技であり、逆にいえば相手はいかにこのスクリューパイルドライバーを喰らわないようにするかが最大のポイントとも言えます。
そして、ザンギエフは身体が大きく、また動きも遅いので、そもそも相手を掴むのが難しいという、ほぼ全キャラに対して不利な状況にあるのが初代スト2のザンギエフです。
しかし一度決めれば、初代スト2はスクリューハメという相手をKOするまでスクリューパイルドライバーを決め続けられる状態にもなるのです。
後のシリーズでは最初の不遇の弱さの反動か、かなりバフがかけられているシリーズもあり、とあるシリーズではザンギエフが猛威を振るいすぎた結果、ゲーム自体から離れるユーザーを生み出してしまったほどのキャラクターでもあります。
とにかく、ザンギエフを使うのであれば誰もが狙い、そして決まったときの爽快感は唯一無二のスクリューパイルドライバー。
この動画で間合いを研究して、明日からザンギエフを使ってみるのも楽しいのではないでしょうか。
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