愛があるからこその毒舌

ケイブンシャは、ケイブンシャ大百科などで名を馳せた出版社で昭和生まれのサブカル好きな人なら、何かしら子供時代に大百科シリーズのどれかの書籍に触れたことがあるのではないでしょうか。

余談ですが、漢字で書くと勁文社です。動画内でも触れられている通り、既に倒産し今はない出版社です。

スパロボの攻略本は、これに限らず、キャラクター愛に溢れた毒舌紹介が他の書籍でも見られ（出版社違うものの、書いている人は同じっぽい？）確かに毒舌なのですが、キャラクターへの愛情がなければこれだけ書けないだろうというのも感じられるものとなっています。

今はネットが一般的になり、ゲームもアップデートなどで情報が更新されていくことから、紙媒体の攻略本というのは攻略というよりはデータベースのようになっているものが多いですが、昔は本当にこの攻略本がゲームの詳しいところまで解説している状況で、読みごたえがある攻略本も少なくはありませんでした。

今となっては、ほぼ絶滅しつつあるゲーム攻略本という文化ですが、昔この攻略本が好きで、やったことがないゲームタイトルでも攻略本を買っていた人間としては、今のネットでの情報共有は少し寂しさを感じるのも事実ですね。