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やればやるほどディスクシステム

ゲーム

任天堂というゲーム会社の歴史を見たときに、成功か失敗かでいえば、ディスクシステムは失敗ハード(6年あまりでほぼ撤退)だったのは間違いないかと思います。

ファミコンの周辺機器的な扱いになり、フロッピーディスク型のゲームソフトで遊ぶというもので、動画でも紹介されている通り、1986年に今や任天堂を支える一大IPのひとつである、ゼルダの伝説が生み出されたハードでもあります。

また、フロッピーディスク型のソフトということで、任天堂が公式でソフト書き換えというサービスをしていたのが大きな魅力の一つでした。

ファミコンカセットは、ROMカセット…つまり一つのカセットに対してその中に入っているROMが固定されているために、一本のソフトを買ったら他に流用ができませんが、ディスクシステムは書き換えを行うことで別のソフトを同じガワで購入することができたのです。

当時、ファミコンソフトは大体3980~5980円当たりがソフト価格相場でありましたが、ディスクシステムの書き換えを行うと、もちろん書き換え前のソフトはなくなってはしまうのですが、新しいソフトが500円で書き換えができたのです。

ゲームタイトルの書き換えというのは、この後かなりの年月登場しない画期的なシステムであり、似たようなシステムは1997年以降、ローソンで2007年までサービスを行っていたニンテンドーパワーの登場まで待つこととなりました。(空のSFCカードリッジ型のガワがあり、その中にゲームデータをブロックといった単位で複数書き込むことができた。)

今のゲーム業界にも通じる、様々なシステムや音源などの面でも、少し早すぎた感もあるディスクシステムですが、任天堂の歴史を語る上では絶対に欠かすことはできないハードのひとつなのです。

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