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未だに人生の中でも最高峰のRPG

ゲーム

1995年に、SFCで発売されたアクションRPGタイトル『天地創造』のプレイ実況動画です。

当時管理人は、中学3年生。こちらのタイトルは、名前の通り地球を復活させていくタイトルで、最初はほとんど何も無い大地を主人公アークが冒険し、復活させていくという壮大なスケールのタイトルです。

発売はエニックスですが、開発はクインテットという会社になっており、こちらの会社はPCで名を馳せ、今もゲームを作り続けているファルコムから何人かのスタッフが独立し設立されたゲームディベロッパーとなっています。

このクインテットが作っていたタイトルは、壮大なテーマのゲームが多く、また哲学的な内容を多分に含んでいる場合がほとんどで、情操教育的な意味でも意義があったように思います。

1995年はSFCが発売してから、既に5年が経過しており、時期的にプレステやセガサターンがライバル社から発売されていた時期ですが、SFC後期のもはや芸術的と言えるドット絵と、先に述べた壮大なストーリーが抜群にマッチしており、プレイしたユーザーの間では高評価されているタイトルであります。

音楽が非常によく、壮大な世界観に合わせた美しい音楽もまた、プレイしたユーザーの間では、そのストーリーとともにセットで語られることがほとんどです。

下の動画は、ゲーム内のメインフィールドの曲ですが、ずっと聴いていても聴き飽きない素晴らしい一曲で、今でも思い出に残るゲーム音楽の一曲となっています。

個人的には中学3年生という多感な時期に、このタイトルをプレイできたのは非常に運が良く、また自分の今の人生においてもこのゲームで得た様々な学びが、大げさではなく自分の価値観の根底の一つにあると思っています。

1995年はSFCにとって…いや、おそらくJRPG(日本で作られたRPGという意味)というジャンルにおいて、歴代最高レベルの名作が揃った年(SFCだけでもクロノ・トリガー、ドラクエ6、ロマンシングサガ3、エストポリス伝記2、聖剣伝説3など今でも語り草のタイトルが多数)であり、このタイトルはその怒涛のRPGタイトルラッシュに埋もれてしまった感がありますが、このタイトルを1995年発売RPGの中でも一番に推す人も多いタイトルとなっています。

シリーズのキャラクターデザイン、イメージデザインを漫画家の藤原カムイ氏が手掛けており、氏の世界観もゲームの世界観を構築するために存分に活かされているように思います。

なお、クインテットは既にゲーム開発会社としては相当前に解散しており、現在はその関連ゲームが復刻されることは殆どありません。(リメイク的なタイトルが直近のハードで展開されたアクトレイザーは除く)

天地創造については、海外では『Terranigma』というタイトルでリリースされているのですが、こちらはなんと有志が勝手に2を作ってしまうというぐらいに一部で熱烈なファンが居るタイトルとなっています。

日本でもファンからの支持が熱いので、このゲームのファン及び、前述の藤原カムイ氏、そして音楽を作曲した小林美代子(現・高岡美代子氏)が中心となって、このゲームの復刻に動いていた時期(署名は私も行いました)があったのですが、2年半以上が経過しても一向に復刻される気配が無いので、やはり権利的に難しいのかなと思っています。

本当に復活することがあれば、両手を挙げて皆にオススメしたいタイトルですが、そちらのほうはもう期待薄なのかなとは思っています。それでも復活をどうしても個人的に熱望しているタイトルでもあります。

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