名曲中の名曲

当時大学生で、これが初の本格的なゲーム音楽作曲家デビューとなった光田康典氏がほぼメインで音楽を作ったタイトルであるクロノ・トリガー（ごく一部に植松伸夫氏も参加）

堀井雄二氏と鳥山明氏と坂口博信氏という夢の共演を果たしたタイトル。

当時はエニックスとスクウェアがまだ別会社だった頃ですから、ドラクエのメインシナリオの堀井雄二氏をスクウェアのゲームタイトルに呼ぶというのがすごく豪華でしたし、実際に当時のゲーム雑誌でも大型企画として大々的に取り上げられていた記憶があります。

そんなタイトルに、当時はまだ実績のない光田氏をメイン作曲家に起用したのは、おそらく大きな決断でしたでしょうし、結果的にはその期待に応えているのがクロノ・トリガーの音楽群かと思います。

名曲は多数ありますが、その中で個人的に一番好きなのがこの動画の時の回廊。

ストーリー中盤で訪れる古代王国でマップ・城の中問わずに流れている曲で、オリエント風な情熱的な音使いと美しい旋律が、未だに好きすぎる一曲です。