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問題しかない問題作『幕張』

漫画

1996年、幽遊白書やスラムダンク、ジョジョなどの人気漫画が多数連載されていたジャンプ全盛期に突如として現れた、木多康昭による問題しかない問題作である漫画『幕張』の紹介動画です。

実は、この作品の主人公である塩田と奈良は管理人と同い年(管理人が高校入学直前にこの作品の連載が始まり、塩田と奈良が高校生になっている)なのですが、努力・友情・勝利という週刊少年ジャンプの王道からは、まったく正反対…すなわち邪道の極地にあるのがこの幕張です。

ジャンルとしては、ギャグ漫画です。

一巻の表紙を見る限り、千葉の幕張の高校で主人公たちが野球をやるのかと思う人もいると思いますが、動画内でも触れられている通り、彼らは野球はやりません。

すがすがしいまでのコミックスの表紙詐欺ですねw

この漫画はリアルタイムで読んでいた人にとっては、まさに伝説の作品。

少年ジャンプという、少年週刊誌の最大勢力にて、極度の下ネタ(フ〇ラとかそんなことばが伏字なしで披露される)とか、自身のキャラよりも出てくる同じジャンプ連載陣のパクリネタ(これに命かけてるんじゃないかってぐらい模写がうまい)、当時旬の芸能人ネタ(広〇とか奥〇恵とか出てくる)そして、担当編集の性癖や社会通念的に非難されることを平気で漫画ないでばらしたりする楽屋ネタなどの力業で笑わせてくる、もう邪道を極めてますw

主人公の塩田・奈良以外にも出てくるキャラは動画にある通り、ぶっ飛んだキャラしかおらず、良心とギリギリ言えるのは叶親(かのおや)というキャラぐらい(まぁそれでも普通の漫画ならゲス寄り)

とにかく人を選ぶのが間違いない漫画で、おそらく読んだ人の間ではめちゃくちゃ面白いorめちゃくちゃつまらない(ドン引き)といういずれかの両極端な評価が下される漫画かと思います。

あまりにも過激な内容を忖度なしで描くために、何度か問題になったことがあるようで、本誌掲載されたものが単行本収録時にはなかったことにされたり、別のネタに差し替えられているというものがいくつかあります。

現在、アマゾンのKindleストアでの配信があり、読むこと自体は容易なのですが、時事ネタなどが修正や改変されている部分があるので、本誌掲載時の面白さを今共有するのはほぼ実質不可能というのがもったいないなとは思います。

個人的な評価を言えば、今まで人生で読んできたギャグ漫画というジャンルの中で、最高傑作と思っている作品なので、上記動画を観て興味がわいたのであれば、Kindleで一話だけぜひ読んでみていただきたいと思います。

一話が面白かったら、全巻読め!と言います。

逆に一話がつまらなかったら、それ以降読む必要はありません。

このように断言できるぐらい、ある意味潔い漫画が幕張ですw

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