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「バーチャファイター」衰退の歴史

ゲーム

1991年にカプコンがリリースした2D格闘ゲームへ対する挑戦として、セガが1993年3D格闘ゲームという新機軸のタイトルとして発売した「バーチャファイター

2Dが高さの概念(地上or空中)しかないのに対して、バーチャファイターをはじめとする3D格闘については、更に奥行きの概念が追加されたことにより、リングの上で戦うという立体感が生まれました。

2D格闘が主に十字キーでのコマンド入力なのに対して、こちらは連携が必殺技というような内容となっており、ボタンを順番に押したり同時押ししたりすることで技がでます。

攻撃力がかなり高く設定されており、相手を浮かせて叩き込むコンボで7~8割減ることも普通ですし、またどんなに有利に展開を進めていても、リングアウトすると一発で負けになるという緊張感がありました。

全盛期は2でセガサターンに家庭用として移植された本作は、セガサターンで唯一のミリオンタイトルとなっていますし、また当時は一般メディアでも特集されることがあり、テレビ朝日系の平日深夜にムフフ(いつの時代の表現だ)な情報も含めた、サブカルチャーなどの紹介をするアングラ系情報バラエティー番組「トゥナイト2」でも取り上げられていたのを個人的に覚えています。(以下動画は該当の特集回ではありません)

2には特定のゲーセンに強い猛者が現れたときに、地名とキャラ名を合体させて呼ぶことがあり、新宿ジャッキーや池袋サラは当時の有名プレイヤーとして名を馳せました。

また彼らは、後にファミ通のゲームライターになっていたり、同じ3D格闘ゲームを監修したりしてもします。

それほどまでに旋風を巻き起こしたバーチャファイターですが、3tb以降は人気に翳りが見え始め、それ以降の衰退は動画のとおりです。

少し前に新作も出てはいたのですが…人気は復権することはなく、もはや終わったコンテンツとして認識されるタイトルかとは思います。

当時のゲーセンの熱狂を個人的に知っているだけに、寂しい変遷をたどったタイトルの一つでした…。

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