格闘ゲーマーのウメハラこと梅原大吾氏の名を一躍挙げることとなった背水の逆転劇です。
1分にも満たない短い動画ですが、非常に充足感が高い動画。
EVOは様々な格闘ゲームの世界一を決める大会(現在はソニー主導で運営中)で、2004年ですからちょうど20年前の大会になります。
海外でやっているので、完全に梅原氏としてはアウェイ、かつ、あと一撃食らったらKOされるというプレッシャーがかかるところでの大逆転劇で、このゲームを知っている人なら鳥肌モノ間違いない動画です。
梅原氏が行っている、相手の攻撃を完全に無傷で跳ね返せるブロッキングというストリートファイターIII独自のテクニックは、普通格闘ゲームは、相手の攻撃を防ぐガードを行う場合は、相手の攻撃に対して後ろに入れてガードポーズを取るのが通例となっていますが、このブロッキングは相手の攻撃のタイミングに合わせて、前進…すなわちレバーを一瞬前にいれる操作をしなければなりません。
つまり、失敗すれば相手の攻撃を食らってしまうわけで、成功すれば相手の攻撃を完全にガードし、かつ、こちらのほうが有利に動けるという状況を作り出せるだけあって、ハイリスク・ハイリターンなガード法となっています。
動画内では、春麗のキックの攻撃に合わせて、すべて前に一瞬レバーを入れている(入れっぱなしにしているわけではない)ので、非常に難易度が高い高等技術であると言えます。
現地の外国人のギャラリーたちが狂喜乱舞するのも頷けるというわけです。
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