漫画の神様と言われた手塚治虫氏は、数々の名作マンガを生みだしましたが、それと同時に同期の才能ある漫画家に嫉妬ともいえる強いライバル心を抱いていた…という話は有名ですよね。
石ノ森章太郎氏への対応は特に有名で、嫉妬のあまりにもこき下ろしてしまい、ショックを受けた石ノ森氏は漫画家の道を諦めようとしていたとか。(手塚氏が謝ってなんとか収めたらしい)
ただ嫉妬するだけではなく、ライバル漫画家の良いところも見つけ出して、それを自分の作品に活かすなど、漫画に対して非常に貪欲であったということも間違いない、まさに情熱の人といったのが手塚氏だったのではないかと思います。
同期の漫画家を戦友と称す漫画家もいれば、あいつには負けないと対抗心を燃やす漫画家もいる。
どちらが正しい、間違っているとかではなく、その対抗心が漫画に活かされれば漫画家・読者とともにWIN-WINになるのだと思います。
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