切りのいいところで終わらせて、すっきり完結する漫画もあれば、これ引き延ばしじゃない?的な状況でずっと続いているような漫画もあり、本当に様々ですね。
最近だと、例えばベルセルクの三浦建太郎氏は志半ばで逝去されてしまいましたが、その意志を継ぐ仲間の漫画家が作者没後も描いているという特殊な例もあります。
あとは、本当に急病でまだまだ若い漫画家が突然亡くなってしまって、その時点で完結という作品もあります。
記憶にあるのだと、週刊少年チャンピオンで連載されていた佐籐タカヒロ氏による、相撲漫画『鮫島、最後の十五日』や、こちらもカルト的な人気を誇りながら、同じく作者の急逝で幕をおろしてしまった鬼八頭かかし先生の『たとえ灰になっても』などがあります。
後は腰の持病が非常に深刻で、次がいつ連載されるかもわからない状態が続いている冨樫義博先生のハンターハンターなんかも完結するのか不安になる漫画ですね。
その一方で存命中にキレイに作品を終わらせて、連載を作者の納得行く形で終わらせたものには、例えばジャンプで40年連載され、単行本は200巻を数えた『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の秋本治先生(こちらはまだ別の漫画を描いておられますね。)や、亡くなる数年前に『ドカベン』や『あぶさん』といった超長期連載を終わらせてそのまま画業を引退された故・水島新司先生などは偉大なのだなと思います。
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