個人的に、ゾクっとというか、怖いというか、何とも不安な気持ちにさせられたのは週刊少年チャンピオンに連載されていた、阿部共実の漫画『空が灰色だから』でしょうか。
一見、可愛い系のゆるい漫画なのかなと思わせて、なんというか容赦ない毒をぶっ込んできます。
直接的な恐怖というより、背筋が粟立つというか、不快かつ不安を感じる精神的嫌悪感を読者に与えてきます。これはなかなか狙ってできるようなものではなく、作者の天性のセンスなのかなと思います。
それも毎回の話ではなく、3~4話に1話ぐらいのペースで強烈なのをぶち込んでくるんですよね。
見た目に騙されて、何の警戒も無く読むと結構ひどい目というか、不意打ちを食らう漫画ですねw
あと、見た目でもう警戒するんですが、一部の話はかなーりエグい笑ゥせぇるすまんも、後味の悪い話はずっと記憶に残ってますね。
漫画は漫画で、エグい表現を過激にできるので、印象に残るものは多かったように思います。
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